今後増えるであろう「廃用症候群」

今後増えるであろう「廃用症候群」

 

廃用症候群とは、あるドクターの書いた書籍に書いてありました。 初めて見る単語でした。

病院には急性期と慢性期とあります。 急性期は入院しても短期ですが、慢性期は数か月以上で退院することはまずない病院となります。

いわゆる三か月ルールで保険点数が下がるので、慢性期病院から追い出されます。 理由は患者を助けることが目的ではなく、もうからない患者となってしまいますので、追い出されます。

 

簡単に言うと、長期間寝たきりのため、筋力低下、心肺機能低下などの生命力低下することを指します。

 

骨折でギブスをしていたことのある人ならわかると思いますが、筋肉はそげて、歩けなくなったりします。

 

病院としては寝かしておくだけいいので、管理は楽ですが患者さんにとっては寝たきりはリスクの何物でもありません。

 

こうなると今の病院というのは、病気を治すというよりも病気を作り出してるとしか見えませんね。

 

廃用症候群の種類は以下の通りです。

 

筋委縮、関節拘縮、骨委縮、心機能低下、起立性低血圧、誤嚥性肺炎、血栓塞栓症、うつ、せん妄、見当識障害、圧迫性末しょう神経障害、逆流性食道炎、尿路結石、褥瘡などです。

 

ずっと寝ているのは楽でしょうが、病気を治すために寝ることによって新たな病気を生み出している病院というのはどうなんでしょう。

 

いったい誰のための医療なのか疑問です。