海外で活躍した日本人 樋口季一さん

海外で活躍した日本人 樋口季一さん

 

迫害をされていたユダヤ人を逃がした樋口ルートと呼ばれるルートで2万人を救ったといわれている方です。

 

すごいですね。 戦争の前に人道支援として救済していたのですから。 おそらく無名の方でも、ユダヤ人を救った方は数多くいたと思われます。 ひっそり人知れず応援したとか 記録に残っていないだけで。

 

杉原千畝さんもそうですが、国家の指示に逆らっていたわけですから記録にふつうは残りませんから。

 

この恩をユダヤ人の方々は今でも深く心に刻んでいるようです。

 

和多志がコーンチングのカンファレンスでアメリカに行った時のことです。

 

ロサンゼルスでレンタカーを借りてサンフランシスコ経由で会場のあるサンノゼに行こうと計画していました。 またサンノゼには友人もいたので、一緒に飯を食おうということも考えていました。

 

初日の夜不幸にしてタイヤがパンクしてしまい、路頭に迷っていると、、、 近所のおじさんがやってきて、どうしたの?と英語で話しかけてきて、ああパンクか、おれがレンタカーに電話してやるよと言ってくれました。なんて優しい人なんだろうかと。 アメリカの私の印象は、あまりいい印象ではなかったので、大変驚きました。

 

パンクのタイヤ交換をしてくれている間に、夕食をたべて待っていましたが、修理がおわるとまたそのおじさんがきて、よかったね。いい旅をというので、お礼状書きたいから名前を教えてくださいと頼むと、いやいやそんなんじゃないよと。それでもお願いしていると、渡した紙に、なんとダビデ章を書くではありませんか。

 

ああ ユダヤの方なのですね。それで助けに来てくれたことを察した和多志はただただ深々とお礼をしました。

 

おそらくアメリカに住んでいるユダヤ人の方々は何十万人が移住してきて、日本人が逃がしてくれたことを子へ孫へ語り継がれているのでしょう。

 

そのような先祖様を持つ日本人は本当に誇りに思っていいと思います。