最大のご馳走は何か?
最大のご馳走は何か?
最大のごちそうは何か?トリュフ。ラーメン。ステーキ。フランス料理。何を思い浮かべるでしょうか?
しかし。どんな高級な料理を食べても。あきますね。一番のごちそうはなんと空腹。です。
お腹がすいてるときのご飯は、何を食べても美味しいです。最高に旨いです。ご飯に塩だけでいいです。おかずもいりません。
現代人は?一日三食ごはんを食えと言われ朝昼、三食食べてます。多い人はおやつに夜食を食べます。
これは食べたいから食べてるというふうに私には見えず。朝だからご飯を食べる。ランチタイムだからご飯を食べる。夕ご飯の時間だから、ご飯を食べるという形で、飼い慣らされている家畜のごとくご飯を食べています。外食産業を見れば、ランチタイムは行列をなして食べ放題飲み放題。とにかく満腹まで食べる。これが現代人。 それは病気にもなります。
「腹八分に医者いらず」というのは本当だと思います。
常に満腹まで食べていれば人間の消化する能力も限界があり、消化酵素も分泌することがままならず、膵臓の機能低下、急性膵炎などによる消化不良による下痢を起こしたり。消化ができたとしても、中性脂肪やコレステロールの上昇を引き起こす引き金になります。
現在疾病は外的要因はほとんどなく。今や内的要因が原因のほとんどを占めます。つまり、食べ過ぎが一番の不健康のもとと言えるわけです。厚生労働省はあまり大した仕事はしてませんが、生活習慣病という命名だけは素晴らしい仕事したなと思います。
もう一歩踏み込んで言うならば、思考習慣病というのもあります。思考習慣によって自分を責めたり。してうつ病になったり、相手を攻撃したりしてしまう。これは思考習慣の何物でもありません。では、なぜその思考習慣になったのかというのが最大のポイントになりますが、それを解決するために病院に行っても病院ではまず解決できません。まあ、この場では思考習慣についての話ではないので、生活習慣について的を絞って進めます。
現在の摂取カロリーは現在の必要な消費カロリーは一日2000kcalもなく、おそらく1600kcalぐらいに低下していると思います。 しかし摂取しているカロリーは3000から4000キロカロリーぐらいはいっているでしょう。
1600kcalを上回ることを毎日続けていれば。当然体重は増え、過剰なブドウ糖は脂肪に合成され、内臓脂肪に蓄積されます。血液検査で中性脂肪が200とか300を超える人はまさに食べ過ぎと言えるでしょう。その先に待っているのは肥満だけならいいですが、脂肪肝であったり、血管が狭くなったり、心筋梗塞や脳梗塞、狭心症を起こすということが待っています。
一般的な人はご飯を食べたいし、食べて痩せたいという人が多いです。ファスティングをすれば簡単なんですが、今の現代人は空腹に耐えることができません。空腹というのはイコール死と考えているように私には聞こえます。一度空腹になったところで痩せません。体は一旦空腹を感じるとご飯を食べるように空腹感を感じさせますが、ご飯を食べないとその空腹がしばらくすると解消されてきます。
体の中で何が起こっているかというと、体に蓄積したグリコーゲンというすぐ引き出せる貯金をおろしてブドウ糖に変換して血糖値を上げるので、空腹感はしばらくすると解消します。この状態で2回目の空腹時にご飯を食べても体重は減りません。でこのまま空腹区間を凌いで、更に2度目の空腹感がきた時が大切です。 2度目の空腹感が来たときは、今度はしばらくすると空腹感が解消されますが、体の中で何が起こってるかというと中性脂肪という貯金を糖新生という分解系のサイクルが働いて中性脂肪からブドウ糖を作り出すのです。
中性脂肪から作り出されたブドウ糖によって血糖値が上がり、空腹感が解消します。この中性脂肪が使われると、体重は減っていきます。この中性脂肪が使われるために必要な空腹期間は一般人で16時間と言われています。ちなみにブレックファーストという意味は断食をやめるという意味です。寝ているときは食べれませんので、断食しているということですね。
私の場合は16時間でも足りず。 30時間経たないと中性脂肪が消費されないことが分っていますので。 1週間に一度プチファスティングをしています。その結果。 10キロ近く減量し、周りの人から痩せたね痩せたね。顔が小さくなったねと言われます。ウエストも5cm以上縮んでズボンがブカブカでベルトをしてもずり落ちるぐらいになってしまいました。本当に痩せたいなら。ファスティングが一番よろしいかと思います。お金もかかりませんし、手間もかかりません。一番問題なのは、空腹に耐えられるかどうか。一回ならまだしも、2回目の空腹はガチ厳しいです。しかし保証します。2回目の空腹をこられたとしても。絶対に死ぬことはありません。それ以上に、中性脂肪の蓄積貯金がお金で換算すると、200万円も300万円もある状況になるからです。 中性脂肪は貯金です。
2回目の空腹を感じてもあなたは死ぬことは絶対にありません。