映画 こんにちは母さん

映画 こんにちは母さん

 

山田洋次監督と知って見に行きました。 なかなか意味深な映画やったなあ。 昭和の価値観が平成まで続き、令和で完全に崩壊してきている様子がうまいこと描かれていたなあと実感。

 

嘘で塗り固めた人生に嫌気がさしたサラリーマン。家族のこと、会社のこと。いったい何のために働いているのか考えさせらました。

 

自己と組織への矛盾。 出世と人事。 また50歳前後というのは組織にとって不要な年代でもある。

 

20代、30代、40代とかんばってきて50代になるとお払い箱。 

 

サラリーマンは馬車馬のように働いて、50歳くらいになれば役職定年で給料は半額から1/3になってしまいます。 お子さんが大きければいいですが、大学とかだとまだまだお金が必要です。これはきつい。

 

今後大量リストラの日本社会を予言しているような映画でした。 はやいところ、趣味でも、バイトでもなんでもして、バックアップを持っていた方がいいです。

 

いままで産業革命がありましたが、どうも今の社会は1980年代で止まっているように思います。

 

バックトゥザフューチャーでは2015年には車は空を飛んでいたわけですから。いまだに空飛ぶ車はありません。

 

エネルギー革命もいまだにおこっていません。いまだに石油社会ですし。 

フリーエネルギーで電気代が無料が超格安に、反重力エンジンがあって、移動もほぼ無料で世界中にいける世の中になっていてもおかしくないんだけど。

 

この2つが革命で起これば、人間が生活するコストはうんと下がる。食料を作るコストも、すべて格安か無料になるだろうと思います。

 

話がそれてしまいましたが、この「こんにちは母さん」は山田洋次監督の独特の心がじんわりと温かくなるそんな映画でした。

 

ありがとうございました。

 

 

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