営業とは何か

営業とは何か

 

最近感じたことがあります。 営業とはいったい何を売っているんだろうって。

 

家を売ったり、薬を売ったり、食事を売ったりいろいろな営業といわれる状況がありますが、どんなものを売っていても基本売っているものは同じではないかと気が付きました。

 

 

それは安心感ではないかと。 

 

有名なコピーに「ボルボは車を売っているのではありません。 安全を売っているのです」

 

確かにボルボはドアに鉄板が入っていて、横から突っ込まれても死ぬことはないそうです。

いかに死なないかが売りなわけです。

 

 

また化粧品の資生堂さんは「私たちは化粧品を売っているのではありません。夢を売っているのです」

 

ということで化粧品は夢なんだなと思わせるコピーです。

 

しかしですよ。その先を見ると、安全を売っていても夢を売っていても最終的に安心感ではないかと思うわけです。

 

安心して車を運転して出かけられる。 安心して(美を意識して)外出したり、人に会ったりできるようになる。

 

ですから、何を売っていても、営業という仕事は安心感を売っていることになるのではないかと。

 

では安心感とは何かです。

 

弊社はサプリメント原料を輸入販売したり、最終商品を企画開発して販売しています。 時にはコンサル業務も本業ではありませんが、依頼されればお受けいたしております。

 

その業務の中でいかに安心感を売ることができるのかではないかと。

 

 

①注文して、ちゃんと注文書が受け付けられたか

 

②価格は値上げされていないだろうか

 

③注文書の量が在庫があるのか

 

④ちゃんと出荷されたか

 

⑤納期通りにくるのか

 

⑥納入された商品が品質は大丈夫か

 

⑦商品が輸送中に傷ついていないだろうか

 

 

などなど様々なポイントで安心感を必要としています。

 

すべては和多志の経験では以下の通りのことをお客さんは知りたがります。

 

そのため、以下を安心したいために要求します。

 

①注文請書(数量、価格、納期は大丈夫か)

 

②出荷送り状(注文した数量が納期に間に合うように出荷されたかどうか)

 

③試験成績書の添付(商品の品質は大丈夫か)

 

まあそれはそうですよ。 

 

これは何を買っても同じプロセスではないでしょうか

 

例えば食事なら、レストランに入る前から、このレストランはうまいかどうか? 何を信じて入ればいいかを考えます。

ネットは信用できないし、グルメポータルサイトの評判も仕込んであるかもしれないので、一番信用できるのは自分の直接知っている友人知人の口コミです。

 

何を販売していてもお客さんは安心を手に入れたいのです。

 

では逆に不安を売る営業員だったらどうでしょうか

 

注文しても返事がない、注文してもちっとも料理がでてこない、事情も分からず説明もお詫びもない

このような対応をすれば確実に不安を売っていることになります。

 

営業といってももの、ことを売り買いするだけのこと。何を売るのか関係なく安心を売っている会社は、お客さんも増えていくだろうし、売り上げが伸びて利益を稼ぐことができると思います。

 

 

 

 

 

次の記事へ

»