映画 怪物

映画 怪物

 

なかなか意味深な映画だった。

 

うそがうそを呼び、おかしな方向に行く世の中の縮図のような世界感

 

嘘は何のためにつくのか? うその効能は何か? 悪意を持ってつく嘘。

 

人は自分の視点しか見てない人は多い。 いかに生きているうちにいろいろな視点をもつような経験をするかだ。

自分の視点しか見ていない人は、思い通りにならないと怒り出す。まるで赤ちゃんだ。

お店でもなんでわからんのだ? どうして売れ切れているのだ! どうして薬がないのだ!と憤怒する。

相手の立場に立ったことがないので、理解なんてできるわけがない。 

熟年離婚なんて最たる例だ。 自分がご飯をつくったり、後片付けしたり、家事(多くの旦那さんはお金を稼いでない仕事だと思い込んでいる)をやって初めて大変だったんだと悟る。その時はもう手遅れだけど。 家事も依頼すると40-50万円はかかるからねえ。

それをただでやっているなんて発想がくるってますねえ。

 

相手の視点思考、特に第三者的視点が大切だと思った。

 

三次元的視点がないと本質を見誤る。実に勉強になった映画だった。

 

なかなか勉強になる映画には出会えないもんだが。