隘路(あいろ)
隘路(あいろ)
私にとっての新単語。 隘路。 本を読んでいるとこのような自分にとって新しい単語に出会うことがあり、新鮮です。
現代で隘路なんて使用していないので、といういうか和多志の生活する中では使用していませんねえ。
辞書的な意味は通路として狭い 進行の難所という意味です
がけや深い湿地が両側にあったり大河にかかる橋だったりで、大部隊の通過が困難な通路のことをいいますが、現代では探検隊でもないかぎりこのような状況には遭遇しないです。
物事を進める妨げとなる困難な問題。 「この政策の推進にはいくつもの隘路がある」 このような使用方法は現代でも使用する機会はありそうだが、和多志の人生の中で使ったこともないし、使っているのを聞いたこともないです。
多くは障害とかいうだろうけど、隘路というと障害ではなくて、進めるけど大変だというような微妙な表現になるなと感じます。
日本語というのは本当に繊細であります。
たとえば雨をとってみても、小雨、涙雨、天気雨、驟雨、霖雨、冷雨とあります。英語ではここまでの表現はありませんから。
かのアインシュタインさんが大正11年に初めて日本に来たときは日本人を絶賛していた1つに日本人の繊細さがあります。
自然への表現、接客の表現など外国ではありえないほどのきめ細かさです。尊敬語、謙譲語は序の口で、忖度なんて日本人特有ではないかな。 忖度をするためには相手をまず知らないと、先回りして忖度なんてできないですからねえ。