評価されない能力

評価されない能力

 

最近始めたCS60のお客さんと話をしていて感じたことがあります。

 

それは組織では評価されない能力があるなと感じました。

 

それは先読み力、俯瞰能力でした。まだまだたくさんあると思いますが、この2点の能力は評価できないだろう。 

 

先読み力とは読んで字のごとく、仕事の先を読んで仕事をこなすことです

 

評価方法をチャットGPTに聞いてみましたが、ここまで実践している会社はほぼ皆無ではないかと

これができたとしても、評価できる人がいるのかどうかです。

 

〇課題解決のシミュレーション: 現実的な課題やシナリオを提示し、個人やグループが将来の展望を予測し、それに基づいて最適な解決策を提案する能力を評価します。例えば、ビジネスシミュレーションやディベート形式の議論などが含まれます。

〇意思決定プロセスの分析: 与えられた情報や状況に基づいて意思決定を行うプロセスを評価します。この評価では、個人がどれだけ将来の結果を予測し、その予測を適切に統合し、最終的な判断を下す能力を評価します。

〇シナリオプランニングの演習: 様々な未来のシナリオを想定し、それぞれのシナリオに対する計画や対応策を立案する演習を行います。参加者は、想定される将来の状況に対する適切な戦略を検討し、先を読む能力を発揮します。

〇予測精度の分析: 過去の予測と実際の結果との比較を通じて、個人やグループの予測の精度を評価します。このアプローチでは、予測の的中率や誤差を分析し、先読み能力の改善の余地を見つけることができます。

〇行動パターンの観察: 個人やグループの行動パターンを観察し、その中に将来の展望を考慮しているかどうかを評価します。例えば、リーダーシップや意思決定のプロセスにおいて、参加者が将来の可能性を考慮して行動しているかどうかを観察することが含まれます。

 

職場に先を読む社員がいると、トラブルが極端おこりません。

どうしてかというと、資材のメンテ、仕事でトラブルが起こりえることの回避、バックアップが常に対策されているからです。

逆にその社員がいなくなったら、きっとトラブル続きになること間違いなし。

 

俯瞰能力

俯瞰能力もなかなか評価されません。というか評価できる人がいないのでしょう。

 

俯瞰能力をチャットGPTに聞いてみました。

 

〇全体像の把握: 俯瞰能力は、複雑な情報や問題を整理し、全体像を理解する能力を含みます。個々の要素や詳細にとらわれず、全体の構造や関係性を見極めることができます。

〇パターンの発見: 俯瞰能力を持つ人は、さまざまな要素やデータの間に存在するパターンや相関関係を見つけ出すことができます。これにより、将来の動向や可能性をより正確に予測することができます。

〇戦略の立案: 俯瞰能力は、全体像を把握した上で、より効果的な戦略やアプローチを立案する能力を含みます。細かな部分にとらわれず、将来の展望や長期的な目標に向けて戦略を構築します。

〇リーダーシップ: リーダーシップにおいては、俯瞰能力が不可欠です。リーダーは状況を俯瞰し、全体を見渡しながらチームや組織を導く必要があります。

 

俯瞰能力がある人は思考の視点が高いので、ボトルネックを早急に見つけ出し、先回りして対策を打てることができます。

 

ほかにも能力があると思いますが、この2つの能力を持った人が組織をさると残された人は大変でしょう。

同僚、部下はよく見ていますが、上司はこの能力が全く理解できていないようでした。

 

もう退社するからいいですが、抜けたあとにようやく価値を理解して戻ってきてくれと頼まれても戻ってはだめだよと笑いながら話しました。

 

もし戻るとしても、ぜったい受けないだろう給料を要求すればいいよと。

 

こういった評価軸を持っていないので、時に組織はこういった優秀な人財を手放してしまうことになります。

 

そして会社が傾いたとき、リストラをするときに真っ先にいなくなる人財でもあります。

 

先が読めるだけに、、、、。