映画 キングダム 大将軍の帰還
映画 キングダム 大将軍の帰還
紀元前2世紀ごろの中国がまだ7つの国分かれて500年も戦争をしていたころの話の第3話目の映画。
あまり戦争や争いなどの話は次元が低いのでほとんど興味はないが、この映画は志を感じるためについつい観てしまう。
殺すか殺されるか、国が滅びて下野して奴隷になるかどうかの世界。
その中ですごい研究している節をところどころに感じるすげー漫画から映画になっているのでリアル感がすごいなと感心してみました。
始皇帝の父が口頭で遺言として六代将軍である王騎が伝えるシーンなんて、マジでしびれました。
多くの人々が戦争のない世界を望んでいた思いがここに集結していたのだろうなと感じました。
この映画をみてから王騎のものまねをするようになってしまいました。大沢たかおさんってほんとに役者だよねえ。
ジンの医者役の同一人物としては思えない。 本物の役者とはどんな役でもなれるのが本物の役者なんだろうなと。
キングダムを通じてこれからの世界は本物の世界、真実の世界、現場の世界がくるんだろうなと思います。
作者の原泰久さんというのは本当に研究者の方だなあと素直に思います。 始皇帝の印象をガラッと変えてしまうのですから。
通常歴史というのはあとの支配者によって都合の良いように書き換えれらてしまい記録がのこりませんが、よくぞここまで研究されて漫画という世界で表現していただけたと感謝いたします。
誠にありがとうございます。
この世は嘘、偽り、洗脳やり放題ですから、その中でいかに自分の判断でうそか誠かを見抜く力量が試される時代です。
和多志も十分には気を付けていますが、まだまだ洗脳されている場合があり、自分でも驚く場合があります。
こういった深い漫画がどんどん出てくることを心より祈り、嘘や偽りのない世界がやってくることを望みます。