GLS銀行
GLS銀行
最近資本主義が行き過ぎていて、殺伐してきているなあと感じるようになってきました。
なんでろうだとまたどちておっさんの蟲が騒ぎ出してちょっと勉強してみたところ、なんとその原因はお金にあり、「利子」が原因だということでした。これには相当驚きました。
通貨というのは実態経済では必要なものですが、銀行が預金の10%まで貸し付けてよいことになっていたり、お金でお金を稼ぐような時代になってしまい、株式も本来なら応援が目的だったのに、目的が金儲けになってしまったので実体経済からかけ離れ100倍ずれているそうです。
地域通貨を発行したり世界中で行われていますが、銀行まで存在しているとはびっくりしました。
イスラムの銀行は利子を取り儲けないということを聞いて素晴らしいなと思ったが、その考えの根本はここにあったのかと再認識しました。
本来の銀行は個人や企業を助けるための存在であり、利子で儲けるのが当たり前ではないはずです。
資本主義と事なかれ主義、教条主義に汚染されて、リスクヘッジ、担保、確実に利益が取れるようにもっていくのが当たり前です。
お金が払えなくなったら担保を取り上げるというようなやり方がまかり通っています。
そこには経営指導やアドバイス、営業支援なんて1mmもありません。
担保、担保です。 とりっぱぐれはないようにするだけです。 あとは安売り。金利を下げて金利戦争です。 本当に資本主義の末路ではないかと。 お金がなくなったら、銀行はどうするのかな?
このGLS銀行は利子を取りません。 まさにイスラムの銀行のようです。
GLS銀行(GLS Bank)は、ドイツに本拠を置く持続可能な銀行で、1974年に設立されました。GLSは「Gemeinschaftsbank für Leihen und Schenken」(貸し借りと寄付のための共同銀行)の略で、社会的および環境的な持続可能性を重視した金融サービスを提供しています。以下はGLS銀行の主な特徴です。
〇持続可能な投資: GLS銀行は、再生可能エネルギー、バイオダイナミック農業、教育、健康、住居といった社会的に有益なプロジェクトへの投資を優先しています。これらの投資先は、環境的および社会的な基準を満たしている必要があります。
〇倫理的な銀行業務: GLS銀行は、透明性と倫理的なガバナンスを重視しており、利益を最大化することよりも、社会的な利益を追求します。銀行の運営方針や投資先についての情報は、顧客に対してオープンに公開されています。
〇持続可能な金融商品: GLS銀行は、グリーンローンやエシカルインベストメントファンドなど、持続可能な金融商品を提供しています。これにより、個人や企業が自らの投資活動を通じて、社会的・環境的な貢献をすることが可能となります。
〇コミュニティのサポート: GLS銀行は、地域社会の発展をサポートすることを目指しています。例えば、小規模な企業や社会的なプロジェクトに対する融資を行うことで、地域経済の活性化を促進しています。
GLS銀行は、持続可能な金融のリーダーとして認識されており、環境保護や社会的な公正を重視する顧客にとって魅力的な選択肢となっています。
このような考える銀行が今後日本でも増えていくといいですね。
弊社も将来和方銀行を作り、の日本版GLS銀行を設立していきます。