うかつあやまり

うかつあやまり

 

江戸しぐさという江戸時代には公衆の礼儀のことです。 その中でうーん日本人だなあというのを取り上げます。

それは「うかつあやまり」です。 この言葉は「うかつ」と「あやまり」からできている言葉です。

 

「うかつ」はうっかりの意味、現代でもうかつでしたというように使いますね。

 

「あやまり」というのは謝ることです。

 

江戸時代に、うかっりして人にぶつかってしまいぶつかった方も、ぶつけられた方もお互いに謝るということです。

 

これが日本人精神なのでしょう。 お互いに謝るというのはまさに日本精神そのものだと存じます。

 

現代では車社会のため歩いていてそんなに人にぶつかるようなことはありませんが、車であおり運転とか、かぶせてきたとか、トラブルに発展することがあります。 

 

なかでも和多志の知人に、車で入れてやったのにハザートつけてお礼しないからと、車から降りて行って「道を譲られたらハザートでお礼するだろうと」叱ってやったという輩もいますから。

 

車でぶつかったら下手したら死んでしまうので、お互い悪いから謝るなんてことはないでしょう。

 

ただあおる人の味方になって考えると、あおるようなことをしてしまったという考えもあります。 

 

流れに合わせないでトロトロ走るとか、いきなりブレーキを踏んで曲がるとか、あおり運転を引き出してしまう輩もいますから。

 

和多志は北海道であおられたことがあります。制限速度60kmだったので70kmで走っていたら、あおられました。 

 

北海道の友人に話したら、それはあおられるわと。北海道は80kmですからと。 そうなんだ。流れに沿っていない自分が悪いんだと反省しました。

 

こういった場合お先にどうぞですね。

 

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