にわかに注目されてきている腎臓の話
にわかに注目されてきている腎臓の話
最近ちょくちょく腎臓の話を見かけるようになってきました。
紅麴の話もあり、余計に注目されていると存じます。
さて和多志は数年前から腎臓には注目しておりました。 それは沈黙の臓器で、悪化してきたときにはもう手遅れだからです。
沈黙の臓器は肝臓もそうです。 食べすぎ飲みすぎで脂肪肝、肝硬変、肝臓がんとなって肝移植が必要になってしまいます。
まあ肝臓については肝臓改善処方を開発したので、GTP,GOT,γGTP、LD(H)が生活習慣を変えないでも改善したのでいいですが、腎臓はまだできていません。
現在処方を開発したのでモニター中です。
2024年6月ですが、はじめて腎臓学会に参加してきました。 勉強になりました。
なんでも腎臓のネフロンは人間と猫はすくなくて100万個しかないそうです。ほかの動物は30倍以上多いそうで、腎臓をやられて死ぬことはないそうです。
こんなところに猫と人間の共通点があるとはねえ。 なんか猫に親しみを感じてしまいます。
今日もネットの記事をみていて、「図版 腎臓が寿命を決める」の著者の方がその元凶はリンだと書いていました。 ほかの先生でもリンがいけないということをいう先生もいます。
また腎臓学会でもリンが腎臓を傷めてしまいますと言っていました。 これだけリンが腎臓に悪いといわれているとは正直驚きました。
まさかリンがねえ
過剰なリンが摂取されると、腎臓にリン酸カルシウムの結晶ができて尿細管を傷つけてしまい、結果的にネフロンが減少してしまうことなってしまうようです。
では普段の食事で何に気を付ければよろしいのかですが、 日本では地球上まれにみる食品添加物大国です。
1000種類以上は認めらているんではないでしょうか。
その中でもリンはかなりの頻度で使用されています。
ハム、ソーセージ、魚の加工品などによく使用されている食品添加物は、リン酸塩、pH調整剤、結着剤です。
プロセスチーズは乳化剤、強化剤、pH調整剤。
インスタント食品はかんすい、乳化剤。
清涼飲料水は酸味料、菓子パンは乳化剤、膨張剤、シリアルは乳化剤 強化剤、缶詰は乳化剤 酸味料など
まあたくさん使用されています。
ここに見ていきましょう。
pH調整剤 食べ物が腐敗をするのを防ぎます。 リン酸 クエン酸 乳酸 グルコン酸 コハク酸 炭酸水素ナトリウム 炭酸カリウム クエン酸三ナトリウム グルコン酸ナトリウムなど。
リン酸がまずですが、pH調整剤としか書いていないのでリン酸が使われているのか表示をみるだけではわからない。
リン酸塩はそのままだからわかりますね。リンが入っているということが。
結着剤 ピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウムなどのリン酸塩で変色防止、乾燥を防ぐ目的で利用されます。
かんすい 炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム及びリン酸類のカリウムまたはナトリウム塩なのでこれもかんすいと書いているとリン酸が含まれるかどうかは不明。
乳化剤 これはいわゆる石鹸です。水と油を混和するものです。グリセリン脂肪酸エステル、サポニン類、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン(リン脂質)。 レシチンと書いてあればわかりますが、乳化剤としてしか書いていないとリンが含まれてるかわかりません。
酸味料 これも〇〇酸と書いてあればわかるが、ここではリン酸と書いてあればわかるが大抵酸味料となっているので不明。
すごい食品添加物です。 膨張剤はリンが含まれるかどうか見たところなさそうでした。
このような添加物が使用されるのは、決して消費者のために使用されるわけではありません。昔から使用されていたかん水は食感向上のためであるので、消費者のために添加していると考えられるが、他の添加物は工場で作りやすい、流通で変色、型崩れしない、賞味期限を延ばす、腐敗しない、味を調えるなど製造流通側、売る側の都合です。
特にマクガバンレポートに載っているような超加工食品はこのような食品添加物がてんこ盛りですので、毎日食べるのは危険です。
インスタント食品、お菓子類、清涼飲料など、いわゆるコンビニで手軽に食べれる食品は危険度が高いです。
健康診断で、クレアチニン値にはご注意ください。 この値が1.0を超えてくると危険領域です。 直ちに食生活を見直さないとまずいです。
現在のところ、腎臓は一旦壊れると再生しないといわれています。 自覚症状のないまま進行し、気が付いたら透析です。
もし昼間の頻尿で2時間持たない、夜間頻尿で2回も3回も行く場合、腎機能低下による多尿症になっている場合があります。
ご注意ください。