最近の化粧品の考え方

最近の化粧品の考え方

 

これは子供たちから聞いたことですが、最近の化粧品は成分が商品名になっているブランドがあるということでした。 

ニコチン酸アミド、ヒアルロン酸とか成分名が商品名になっているということです。

 

知らんかったなあ。

 

これは新鮮な話でした。どことはいいませんが、化粧品の大前提として効果がないことが前提だからです。

いかに薄めて薄めて商品化するかという話です。

あまり大きな声でいえませんが、中身より容器の方が高いとか。 

 

受託加工屋さんから聞いた話では、化粧品パッケージ用のステージがあって、いろいろな角度から光をあててみて、包装資材を確認するといってました。

大手ほど、包装資材にこだわり、何回も何回も色合わせしていました。 今はやっているかどうか知りませんが。

また化粧品は3グレードを用意するようで、ハイエンド品、ミディアム品、ローエンド品です。

 

会社として一番売りたいのはミディアム品です。 一番安いのはちょっと、一番高いのもちょっとということで、真ん中の価格を選ぶことがわかっているそうですので。今はどうなっているか知りませんよ。

 

某化粧品会社では、「私達は化粧品を売っているのではありません、夢を売っているのです」ということでした。 うまい言い方ですよね。

 

某自動車会社では、「私たちは車を売っているのではありません、安全を売っているのです」というてました。

 

 

今はコストが安いことわばれて、個別に素材ごとの化粧品を購入して自分でレシピを考えて使うそうです。

まあメインではないでしょうが、実に賢いやり方です。 価格も安いし、なにより効果のある化粧品が作れますから。

 

 

しかしこのやり方は広く日本には広がらないでしょうねえ。 というのも日本人は面倒なので、「定食」が好きですから、セットが好きなんです。

 

ただ本物を目指す人は「定食」はしないでしょう。

 

自己責任で効く化粧品を自ら開発していくのでしょう。

 

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