ナンバ走り 日本古来の走法

ナンバ走り 日本古来の走法

 

この話を知った時は驚きました。 というより信じられないというの強かったです。

 

江戸から大阪まで5日で走るというのですから。 500kmとしても1日100kmですから。

 

和多志は高校のときに40km歩かされたことありますが、へとへとになりました。歩くより走った方が楽だと思う不思議な感じを受けました。 

 

昔でいうなら10里ということです。 江戸時代以前は歩くしかなかったので選択肢ありませんからねえ。 

 

宿場町もたくさんありさぞかしにぎやかだったのでしょう。

 

このナンバ走りでは右手右足が同時に出す走法で今そんな走り方をしている人はいませんね。

 

おそらく明治に西洋文化に紛れて消え去ってしまったのでしょう。

 

ナンバ走りの特徴は以下の通りです

 

1. 体のブレを抑え、エネルギー効率を高める

■ナンバ走りは、左右の体の動きが同期するため、体のブレやねじれを最小限に抑えることができます。体がねじれると余分なエネルギーを消費しますが、ナンバ走りではそれが抑えられるため、エネルギー効率が向上し、結果的に長時間・長距離の走行がしやすくなります。

 

2. 筋肉の負担を分散させる

■通常の走り方では、腕と脚が交互に動くため、体幹にねじれが生じ、そのバランスを取るために特定の筋肉が大きな負担を負います。ナンバ走りでは、ねじれが少ないため、全身の筋肉を均等に使うことができ、特定の筋肉にかかる負担が軽減されます。これにより、疲労の蓄積が抑えられ、長時間の走行が可能になります。

 

3. 重心の安定とスムーズな重心移動

■ナンバ走りでは、足の動きと腕の動きがシンクロしているため、重心が前後にスムーズに移動します。重心の安定が増し、身体全体を無理なく動かせるため、走行時の負荷が軽減されます。これも長距離走行を可能にする一因です。

 

4. 日本古来の武士の歩行法

■ナンバ走りは、古代の日本の武士が行っていた歩き方とも関連しています。鎧を着た状態で長時間歩行したり、走ったりするために、エネルギーを効率的に使える走法が求められていました。この走法が、無駄な体力消費を抑え、長距離移動を可能にしたと考えられます。

 

5. 呼吸と動作のリズムが合いやすい

■ナンバ走りでは、身体の動きが一貫しており、呼吸のリズムを動作と合わせやすくなります。安定した呼吸は、心肺機能の負担を軽減し、長時間の持続力を高める効果が期待できます。

 

すごいですねナンバ走り。和多志も習得しよっと。