しゃらくさいとは方言か?

しゃらくさいとは方言か?

 

友人と話していてしゃらくさいやっちゃなあと言ったら、しゃらくさいは方言じゃないのと突っ込まれた。

 

方言というのは無意識のうちに話している言葉でたまに指摘されるのが面白い。 自己発見みたいで。

 

さすがに50歳も後半になると無意識の方言はそんなに指摘されるようなことはなくなったようです。

 

方言ではないですが、コーヒーフレッシュとうのはどうも東海地方だけのようで、関東でフレッシュくれといっても通じません。

めいらくさんのおかげだそうです。 北海道もかにかまのことをオホーツクというらしいですね。 商品名そのままです。

 

 

そんななか「しゃらくさい」は方言かどうかですが、調べてみると「しゃらくさし」という古語にゆらいしているとのことでした。

 

 

他にも調べてみると、

 

「しゃらくさい」という言葉の語源は、江戸時代の言葉に由来すると考えられています。この言葉は、何かを見下すような、嫌味や小生意気さを感じるときに使われる表現です。その語源にはいくつかの説があります。

 

〇「洒落臭い」説

「洒落臭い(しゃれくさい)」が転じて「しゃらくさい」になったとする説です。この場合、「洒落」はおしゃれや軽薄な振る舞いを指し、「臭い」という否定的なニュアンスが加わって、相手の言動や態度が気に障る、または見ていて鼻につくような印象を表すようになったとされています。

 

〇「洒落気(しゃらき)」の古い読み方から派生した説

「洒落気(しゃらき)」という言葉が元になり、それがさらに「しゃらくさい」という形に変化したという説です。この「洒落気」は、しゃれた態度や振る舞いを指しますが、それを嫌味や過剰だと感じる場合に使われた可能性があります。

 

〇「斜楽(しゃらく)」の意味から来た説

「斜楽(しゃらく)」という言葉に「偏屈」や「横柄」という意味があり、それに「臭い」がついて否定的なニュアンスを加えたものだという説です。この場合、相手の態度が偏ったり、尊大に見えることを揶揄する言葉として使われた可能性があります。

 

これらの説のいずれもはっきりとした証拠があるわけではありませんが、共通しているのは、相手の言動や態度に対する否定的な評価が込められているという点です。江戸時代の文化や言葉遊びが背景にあると考えられる興味深い言葉です。

 

あまりいい意味では使われない言葉ですね。 

 

方言ではなくて残念。

 

 

しゃらくさい奴だといわれないように注意します(笑)