日本の会議
日本の会議
お客さんと話していて会議いやだなあという声を聴いて、日本の会議は大変面白いよなとサラリーマン時代を思い返していました。
まさにネタの宝庫の日本の会議。 日本企業自体、決めるのが遅い、いったん持ち帰る、石橋をたたいて壊す、自分の責任にはしない、細かい指摘が多い、買う量が少ないといわれていますから。
ただ和多志が所属していた会社では、特殊だったせいか一般的な会議ではなかったようでした。
会議にでて、いうこともないし意見もなかったので、だまっていたら、次回から参加しなくてもいいと叱られました。
そのような会社でした。
そのように言われたので会議とはなんなのかをよく考えるようになりました。
関係部署の方があつまり意見を集約して、結論をだし、プランニングをして実施までもっていくというのが最終的に得た和多志の理解した会議でした。
ところが社長が変わってから会議はそのような場ではなくなりました。 議題があって、発表するだけ。
では発表内容をメールで一斉送信するか、掲示板に貼ればいいじゃんと思いました。
それに誰も意見を言ってはいけない。 社長に逆らってはいけないという暗黙のルールが出来上がってきました。
これでは会議になりません。 各部署から議題にたいして意見をのべて、配慮をしてくれ、そうか他の部署ではそんなことに困っているのかなど、価値観を一致させて、落としどころをみつけ結論を出し、行動計画を作成して実施してくことが必要なのに、社長以外全員だんまりでうんうんと聞いているだけでは会議といいません。
また聞くところによると、結論ありきの会議もあり、たんなるパフォーマンスになっている国会のような会議もあるとか。
そんなことをやっている会議ではぶら下がり社員、ごますり社員には天国ですが、やる気のある社員には地獄です。
そりゃ楽ですよね。 会議といっても座っているだけでおっしゃる通りです、うんうんといっているだけで給料もらえるんんだから。
本来の会議にもどすために結論をだす、誰がいつまでに何をするのかを決める。
だらだらやらないために立って会議するなんていっていたら嫌われてポイです。(笑)
今となっては懐かしい会議。 また組織で働くのも楽しいですよね。