働かない働き
働かない働き
この意味は、パレートの法則に通じます。 いわゆる28ルールってやつです。 100人従業員がいたら20人がさぼっているっていう法則です。 この法則は結構どの場面でも成り立ちます。
この働かない働きというのはこの20人のことを指します。働かないことが働くことになるのです。
これは蟻の世界でもあります。 20%が働かない蟻が発生します。 その20%の蟻を取り去っても必ず20%の蟻が働かなくなります。
日本の組織でも20%の働かない従業員を首にして、80人にしても16人がさぼってしまう組織ができがあります。
ではその16人を首にして、64人にしても12人はさぼる社員が発生します。 不思議ですね。
まあこれはあくまでも理論であり、和多志が実験したことがないので、実験してみたいものですねえ。
ここにメスを入れたのが多分M野さんというコンサルではないかと思います。
通常さぼっている社員を首にしても、また20%発生するので意味がありません。
逆にさぼっている社員20%をきちんと働かせれば、どう考えても固定費そのままで売上が上がるわけですから、そりゃ利益が増えます。
このM野さんのコンサルを受けている会社を見学したことがありますが、社長程働いていて、なんというか軍隊みたいである緊張感がすごかったです。遊びがないというか。
自転車のチェーンでもそうですが、ピンピンに張っていてはうまく回りません。 遊びがいるのです。
和多志たちの社会構造でもはやり遊びが必要です。 それは働かない働きではないかと思うのです。
働いていないけど、働いている。 これは大変重要ではないかと思うわけです。