レレレのおじさんの正体
レレレのおじさんの正体
赤塚不二夫先生の漫画のレレレのおじさんは周利槃特(しゅりはんどく)がモデルだそうです。
周利槃特は頭が悪く釈迦の教えが全く覚えられなかったそうです。
そんな周利槃特を釈迦が迎えて、愚かさを知っていることはもっとも悟りに近いのだといい、「ちりを払わん、あかを除かん」といい箒を授けました。
何年掃除しても上達しないが、それに腐らず、同じことをずっと続けている。上達することも大切だが、根気よく同じことを続けることはもっと大切だとほめたたえた。
自分はおろかだと思っていたけど、自分の気づかないところにどれだけ愚かなところがあるのか分かったものではない。といい、
阿羅漢の悟りが開けたそうです。
阿羅漢というのは仏教において最高の悟りを得た聖者のことです。
このような聖者がレレレのおじさんとは。赤塚不二夫先生の奥の深さを思い知りました。