今日誰のために生きる映画化について
今日誰のために生きる映画化について
ショーゲンさんがアフリカの文寿村での出来事をSNSで発信しており、たまたま出会ったひすいこたろうとのコラボで書籍化されて、映画化にまで進んだ話です。和多志もSNSや書籍を拝読して、古来の日本人の精神をアフリカの村長から聞かされたというのに大変驚きました。 いったい日本人はどこへ行ってしまったのかと。
弊社としてもクラウドファンディングでの募集がありましたので、社員の強い要望により微力なら協賛させていただきました。
ところがです5000人以上から集めた1億円の資金を持ち逃げされたようです。詳細は省きますが、1億円がごっそりなくなっているそうです。
5000人の中には子供たちのお小遣いをためたものまであり、薄汚れた大人の世界に持っていかれたのは、残念で極まりない気分です。
ショーゲンさんらスタッフの方々は本当に純粋な気持ちでやっていたと思いますが、まだまだ地球には金に群がり、平気でうそをつき、貸してくれ(決して返さない)と泣きをいれてお金をかすめていく輩がいます。
これが地球上での資本主義経済の末路だと感じています。 資本主義経済は否定はしませんが、株主資本主義は否定します。
日本は古来から、お金で顔をたたいてゆうことを利かせるようなことは恥だとして生きてきました。 しかし今の日本は欧米の株主資本主義に毒されて、渋沢先生が主張していた日本古来の資本主義として、倫理資本主義や公営資本主義(ベンチャーキャピタリストの原氏が主張している)をしていたために、100年以上続く会社が3万社もあるのです。
それは会社が儲かれば、社員、設備投資、研究開発にどんどん使っていたからです。 社員の給料も増えていたし、設備投資もされて、長期の開発にもお金を使っていましたら、100年以上も続くのです。
しかし株主資本主義というのは株主が一番偉いということから、社員や設備投資、研究開発費にお金を使わず配当金をもっと払えということですから、株主だけはお金に働かせてたっぷりお金をもらうわけです。経営陣もです。
さらに固定費を削減するためにリストラをバンバンやり、会社の資産を売り飛ばして株価を上げていきます。
最終的には会社自体が商品となり、どこかのファンドに売られるということになります。
この繰り返しで欧米は社会構造が貧富の差がどんどん開いてしまい、貧乏人と金持ちしか存在しなくなりました。
まったく今回の1億円を盗んだ人はこのような株主資本主義犠牲者なんでしょう。 5000人の純粋な思いを踏みにじったのは大罪だと思います。 現在の法律では裁くことはできないでしょうが。
盗んだ本人は借りただけというでしょうが、和多志から見れば泥棒です。 泥棒は嘘つきとセットです。
時代は変化していると感じていますが、このような輩がまだまだうごめいていることに大変驚いています。