新原料 山茱萸エキスパウダー
新原料 山茱萸エキスパウダー
夜交藤エキスパウダーにつぐ新原料です。
山茱萸という生薬は日本では医薬品として使用されており、食品ではほとんど利用されておりません。
漢方薬では八味地黄丸という代表的な補腎薬に使用されています。 補腎とは足腰、泌尿器生殖器の機能低下に使用されます。
頻尿、夜間頻尿、膝痛みなど下半身に効果があるとされています。 山茱萸は補腎薬の1つです。
有効成分はモロニシドとロガニンを規格化しています。
【モロニシド】 【ロガニン】
モロニシドは軟骨細胞のアポトーシスとピロプトーシスを軽減し、NF-κBシグナル伝達を阻害することで変形性関節症の発症を改善する
Journal of ethnopharmacology. 2025 Apr 08;119735. doi: 10.1016/j.jep.2025.119735.
モロニシドは、AMPK-TFEB シグナル活性化を促進して脂肪分解を促進し、炎症反応を抑制することで、高脂肪および高果糖に起因する慢性腎臓病を改善します。
Journal of agricultural and food chemistry. 2025 Mar 12;73(10);6158-6172. doi: 10.1021/acs.jafc.4c07684.
ロガニンは、変形性関節症に対するNRF2/HO-1経路を活性化することにより、ROS-NLRP3-IL-1β軸を阻害します。
Chinese journal of natural medicines. 2024 Nov;22(11);977-990. doi: 10.1016/S1875-5364(24)60555-8.
グルコサミン、コンドロイチンなどの膝腰サプリとの差別化処方にはもってこいの素材です。
まさに補腎薬の作用です。