鬼滅の刃 無限城編 第一章

鬼滅の刃 無限城編 第一章

 

すごいねえ 一週間で70億円の興行収入だそうです。 どうしてこれだけ魅力的なのか? 考えて見ました。

 

時代背景が和多志にはとても魅力的です。 大正時代という背景。 江戸時代から急速に近代化していく時代であり、日本史の中であまりかかれない時代。 明治から昭和の戦前までは。

 

日本人の家族愛を感じる。

 

鬼滅の刃

 

また鬼という表現で殺戮が行われる。 しかし鬼になってしまった経緯の解説があり、最初から鬼だったわけではなく人間だったのです。どうして鬼になったのかというと、家族を殺されたとかのひどい目にあってしまい、受け入れることができず、力が欲しい、殺したいという憎悪が鬼にしてしまう。

 

この鬼になっていく過程がなんとも人間的で世俗的で共感を引きました。

 

現代でも見た目は鬼にはなっていませんが、鬼がたくさんいるものと思われます。 アニメでの鬼は太陽に当たると消えてしまう闇の存在ですが、現代にいる鬼は太陽では消えませんが、行為や思考が明るみになったとたん、消えることになります。 

 

日本でも世界でも闇で行われてきた悪事がどんどん明るみにさらされてきています。 

 

行政、政治、経済、あらゆるところに鬼がいて闇で活躍していましたが、これからどんどん闇が暴かれて明るみにでてくるのでしょう。 

 

この映画をみて世界一貧乏な大統領として有名なウルグアイのホセムヒカ元大統領を思い出しました。

 

金がほしい、豊かな生活がしたいなど大量消費社会を批判したことで有名な方です。

 

治安がどうして悪くなるのかを考えると貧富の差なんです。日本は総中流社会と批判されていましたが、逆に言うと貧富の差がないということです。 治安がよく泥棒とかしないでも生きていける社会だったのです。

このような社会を作ったのは実にすばらしい国家でした。

 

しかし今はどうでしょう、中流は壊滅となり、金持ちと貧乏人と別れて貧富の差が広がっています。

 

グローバルスタンダードと称して貧富の差をどんどん広げていく政治、経済界はいかがなもんなんでしょう

 

そんな社会に対しての痛烈な批判に見えて仕方がないです。