信用と信頼の違い
信用と信頼の違い
信用→信頼型(積み上げ型)
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信用(実績・履歴)が積み重なることで、やがて「もう細かく確認しなくても、この人は大丈夫だ」という信頼に変わるパターン。
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これはまさにご提示の「1万円札を積み重ねて札束にしたら、横に“信頼”という言葉が現れる」イメージです。
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主にビジネス・契約・取引などで多く見られる。
例:取引先と10年トラブルなし → もう契約書の細かい条件を毎回詰めなくても良くなる
関係性スタート型(友情・感情先行型)
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出会った瞬間や短期間で「この人は信頼できる」と感じることもあります。
これは必ずしも信用の積み重ねを経ていない場合があります。 -
根拠は薄くても、「価値観の一致」「人柄」「直感」で信頼が生まれるパターン。
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友情、家族関係、師弟関係などでよくある。
例:初めて会ったのに不思議と何でも話せる友人ができる
わたしは1の積み上げ型をよく認識していますが、関係性スタート型に関してはまったく信用しません。ましてや信頼なんてしないです。
なぜなら詐欺師がよく使う手だからです。
両親の商売を見ていて、調子がいいときに近づいてくる人たちの裏の顔をずっと観察させてもらったので、大変勉強になりました。
こういった人たちは調子が悪くなると蜘蛛の子が散るようにいなくなりましたから。 人生は実に面白いですよね。