組織の末路

組織の末路

 

1. 「働かない・休まない・遅刻しない」の文化

これは形式だけを守って実質を失う典型です。評価基準が「顧客」や「社会的成果」ではなく「規律遵守」「上司の評価」に偏ると、組織全体が「顧客より上司を大切にする」方向へ傾きます。


2. パーキンソンの法則と肥大化

  • 「仕事は、それに割り当てられた時間と人数を埋め尽くすまで膨張する」

  • 出世のためには部下の数を増やすのが手っ取り早い

    → 結果的に「一人でできたことを三人でやる」構造が生まれる。

    これが効率の低下と人件費の膨張をもたらします。


3. 根本的な原因の問い

ご質問の核心部分に応えます。

  • 人は楽をしたい生き物か?

     確かにエネルギーを節約したいという「生物としての本能」はあります。ただし「何もしないで得をしたい」というよりは「できるだけ少ない努力で最大のリターンを得たい」という最適化欲求です。

  • 競争社会の副作用か?

     競争が厳しいうちは効率化・成果重視になります。しかし競争が薄れると「既得権益を守る方向」へ進む。官僚組織の硬直はまさにこの段階です。

  • お金の存在による奴隷化か?

     お金は本来「交換の道具」ですが、資本主義社会では「生存そのものと直結」してしまったため、多くの人が「お金を得る手段としての仕事」に縛られるようになりました。結果、「お金が目的化」し、仕事の本質(誰の役に立つか)が見えなくなる。

  • お金の奴隷という自覚があるか?

     ほとんどの人は自覚していません。なぜなら「生活のために働く」のが当たり前だと刷り込まれているからです。自覚がないがゆえに、疑問を抱かずシステムの一部になってしまう。


4. まとめると

  • 官僚化の根本は「評価基準のずれ」

  • 人類の癖(楽をしたい)+競争社会の副作用(既得権益化)+お金の奴隷化(目的化)

    これらが重なって、組織は硬直し「顧客」ではなく「上司」と「制度」だけを見るようになります。

 

このような組織になったらおしまいです。 

 

あとは倒産まっしぐらとなるでしょう。

 

 

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