下垂体性成長ホルモン分泌亢進症(指定難病77)
下垂体性成長ホルモン分泌亢進症
今回の患者様は下垂体性成長ホルモン分泌亢進症です。
末端肥大していく症例です。顎、鼻、手指の肥大がおこります。思春期までに発症すると巨人になりますが、この患者さんは成人してからの発症だったため伸長は伸びていません。
指を見せてもらいましたが、確かに指だけが太かったです。
この病気は気づきにくく、なんかおかしいなということで見てもらい、この難病が発見されたそうです。
さらにこの症例はほぼ糖尿を患うそうです。この患者さんも糖尿の薬を飲んでいました。
他にも高血圧や頭痛を伴うこともあるそうですから、軽い方かもしれません。
様々な患者さんに会うことで、日ごろの当たり前と思っている【健康】が当たり前ではないことにいつも気づきをいただいております。
健康は最大の資産なんでしょうね。