歯医者さんで五苓散?
歯医者さんで五苓散?
歯医者さんの処方箋で五苓散が処方されていてぽよよんまーくで頭一杯になりました。
そこで聞いてみると、「この歯医者さんは送迎付きなんで汎用しているんです。」と。
なんと病院が送迎している? ここの歯医者さんすげーなと。ここまでくるとサービス業だなと痛感しました。
確かに歯医者さんは日本ではすごい数だと聞いていて閉院も多いと聞いていましたので、納得しました。 歯科医師の登録数は10万人を超えていますが、歯医者さんの数は69000件です。 ということは3万人以上がサラリーになっているのか別の仕事をしていることになります。
また69000件というのはコンビニが55000件といわれるのでコンビニにより多いのですね。
これはすごい数です。医療費も2兆円で伸び悩んでいます。 虫歯はすくないし、現在は予防に集中している気がします。
博多で見かけた歯医者さんは24時間営業でした。 数人でシフト組んで営業しているのでしょう。
歯医者さんが24時間営業なんて初めて見たときはうそでしょうと思いました。
博多で存在しているということはそのうち全国に広がるんでしょうね。
24時間は別としても年中無休くらいはしそうです。
今の医療は病院に行かないとみてもらえません。診断して処方箋を発行して、薬局で薬をもらうことになりますが、ここでも処方箋の原本を持っていき、薬を買います。
これが今コロナのおかげで電話診療、電話処方、薬の配送ができるようになりました。 これはコロナが去っても当たり前になっていくでしょう。
とにかくこのあたりのシステムはアナログすぎてびっくりします。 車をもっているとか、あるけどとか電車に乗れて移動できる、元気な人はいいですが、高齢者で電車には乗れない、車も運転できない、家族にも頼れない方は病院にいくのにタクシーでいかないといけません。年金暮らしでタクシーに乗るなんていうのはちょっと敷居が高いなと思うのです。
わたしのようなビジネスマンからすると、不便な状況だよなと痛感します。 よほどすごい先生ならそれはタクシー飛ばしてでも行くでしょうが、そうでなければその病院は行かないでしょうね。
私はビジネスは問題解決と考えていますので、病院が高齢者の足になるというのは素晴らしい問題開発であります。同じ歯医者さんにいくなら、送迎のある歯医者さんに行くでしょう。
おそらく今後の内科、外科の病院もこのような考え方をしないとおそらく閉院になると思います。
今後医療はサービス業であるという意識は必要でしょうね。
医療業界は税務上でも企業からすると信じられないほど優遇されています。そのために株式会社は認められていません。
その利点は売り上げの30%がなんと必要経費として引けてしまうのです。領収書1枚もいりません、 これは企業ではありえません。 すごいですね。 医者は忙しくて伝票整理が大変だからということでそのような優遇処置になったようです。
1億円の売り上げで3000万円基礎控除として引けるのです。
サラリーマンならたった38万円が基礎控除です。
病院の数はというと、109000か所あります。 歯科医よりも多いです。
今後減っていくことになると思います。私の近所でも2か所閉院になりました。
もっと俯瞰してみると、弁護士、薬剤師は大学や学科を作ってたくさん増えました。 しかし医学部、獣医学部はいまだに増やしていません。 それはそうだと思います。この状況のまま増やせばパイが決まっているので先が見えていることがわかっているのでしょう。
病院はサービス業の感覚を持たないと閉院に追い込まれることは間違いなさそうです。
五苓散を処方する歯医者さんは今後も流行るでしょう。
ビジネスは問題解決ですよ。