葛根湯による不眠
葛根湯による不眠
葛根湯はかぜの初期に使うととてもよく効く薬です。 とくに寒気がして背中がぞくぞくし、肩がつんでくるような場合は体は温まり、肩こりも取れて、すっきりします。 しかし人によっては不眠になってしまう場合があります。それは寝る前、もっと過敏な人は夕方に飲むだけで、不眠になります。
葛根湯の効き方は一旦体温を症状させて発汗させることでかぜといわれている症状を改善いたします。
すごいですね。解熱作用というのは発熱作用のことだったんです。 医療用医薬品で発熱薬なんてないもんな。
葛根、麻黄、芍薬、桂皮、大棗、生姜、甘草でこんな薬ができてしまうなんてすごいですねえ。
私の場合は夕方は大丈夫でしたが、寝る前に飲むと目がさえてちっとも寝れなかったことがあります。
葛根湯が毎食前ででてる患者さん 最近眠れないのというので葛根湯をいつ飲んでいるのか聞いたら、寝る前に飲んでいるということでした。 それは眠れないですよと回答。
実はこの覚醒作用は麻黄という薬草に覚醒成分が入っているからなのです。
皆さんも葛根湯にはご注意ください。
逆に目を覚ましたいときに使うなんて考えは止めてくださいね。