脊髄小脳変性症
脊髄小脳変性症
この病氣は指定難病です。 難病というのは、現代医療では治せないと判断されている病のことです。
疲れやすい、ふらふらする、ころびやすい、歩きにくい、ろれつが回らないとか運動系に症状が発現してきます。
運動失調症といわれている状態です。
今日の患者さんはだんだん症状がひどくなってきて、転んだりすることが多く、あざだらけだそうです。
また唾液もでにくくなるようで、ろれつが回らず、しゃべりにくいのでサリベートがでていました。サリベートを使うとしゃべりやすいので気に入ってるということでした。
日常で生活していると健康であるがために、そのありがたさが分かりませんが、このように患者さんと接していると、自分がいかに健康なのかを認識できます。
原因は不明ですが、小脳の神経変性をしていることは間違いなく、ミクログリア細胞の炎症からこの症状を引き起こしているかもしれません。
処方されているのは脊髄小脳変性症における運動機能改善という効能効果を持っている「セレジスト」という薬でした。 この薬を飲んでいるがあまり効いていないようでした。
原因は一体なんなんでしょうか。