肺気腫の患者さん
肺気腫の患者さん
肺気腫とは肺組織の破壊と肺胞の拡大によっておこる慢性的な呼吸疾患です。
肺気腫はおもにたばこによって肺が破壊されてしまい、肺の機能、つまり酸素と二酸化炭素の交換ができなくなってしまう病気です。
軽いときは気道を広げたり、炎症を止めるステロイドの吸入薬で済みますが、ひどくなると體に十分な酸素が取り込めなくなり、酸素ボンベを使うことになります
肺気腫はもう肺の機能が壊れてしまったら現代医療では無理です。
タバコは20年以上毎日20本以上吸われていると肺気腫になる確率はグーンと高くなります。
この患者さんは吸入ステロイドで止まっていました。発作は起こっていないそうですが、苦しそうです。
さすがにタバコは吸っていないということでした。
もうあと10年前にやめていたら肺気腫は発症しなかったかな。 なかなか嗜好品はやめるのは困難ですよね。