DDP4阻害薬のおそろしい副作用

DDP4阻害薬のおそろしい副作用

 

糖尿病の薬は最近は新薬が目白押しです。膵臓のお尻ぺんぺんしてインスリンを出させる薬だったりしていましたが、腎臓でのブドウ糖の再吸収を阻害したりする薬がでてきています。

 

ブドウ糖は体には必要なものなので腎臓で再吸収します。それを阻害するわけです。 本当に体にいいのかなと疑って今いますが。

 

またこのDDP4阻害というのはインクレチンを分解する酵素を阻害します。

 

インクレチンとは何かというとグルカゴン様ペプチドと、消化管抑制ペプチドのこといいます。

 

ペプチドホルモンの一種です。 このペプチド類はすぐに分解されてしまいます。

 

グルカゴン様ペプチドは高血糖の場合のみ血糖値をさげるようにインスリンを分泌促進させます。

 

また消化管抑制ペプチドは食欲減退に働くのでダイエットに効果があるとして、ダイエット薬としてリベルザスが自費診療でバンバン使い、本当に糖尿で困っている人に届かない事態になっています。

 

DDP4阻害薬は、高血糖を改善し、食欲を減退させる効果があります。

 

しかし最近このような新薬が使われていて、重大な副作用が散見されるようになってきました。

 

それは類天疱瘡(るいてんぽうそう)です。

 

これは表皮と真皮にある基底膜のたんぱくの自己抗体により皮膚や粘膜に水泡、びらんを生じる難病です。

自己免疫疾患の一種です。これは指定難病になっています。

 

しかし薬の副作用で発症するので、薬をやめれば済むことですがまさかDDP4阻害薬で類天疱瘡になっているとあまり思わないのでさらに薬を出されることになると思います。

 

DDP4阻害薬の医薬品とは

 

ジャヌビア、エクア、ネシーナ、トラゼンタ、テネリア、オングリザ、スイニー、ザファテック、マリゼブ

 

特にザファテック、マリゼブは週1の薬で作用は強力です。 ご注意ください。

 

以上です。思い当たる人がいたら副作用を疑ってください。