むずむず脚症候群
むずむず脚症候群
むずむず脚症候群できた患者さん ずっとまえからむずむずして眠れなかったそう。
睡眠薬のんでごまかしていたけど、昼間の眠気がすごいのでやめたとのこと。
出された薬はビシフロール。
この疾病には国際診断基準があるんですねえ。
〇脚を動かしたいという強い欲求が常にではないものの通常不快な下肢の異常感覚に伴って、あるは異常感覚が原因と感じて起こる。
〇その強い欲求および異常感覚が、安静にして、静かに横になったり座ったりしている状態で始まる、あるいは増悪する。
〇その強い欲求および異常感覚は運動によって改善する。
〇安静時におけるその強い欲求および異常感覚が日中より夕方・夜間に増悪する。
〇これらの特徴を持つ症状が、他の疾患・習慣的行動で説明できない。(筋肉痛、静脈鬱血、下肢浮腫、関節炎、こむらかえり、特定の体位における不快感、フットタッピングなど類似疾患を鑑別除外)
原因はさまざまです。
しかし鉄欠乏による貧血傾向にある人がなりやすいということあるので貧血傾向であればまずは鉄剤をとって様子見でしょう。
ビシフロールとは
これはドーパミン様作用があります。 ドーパミンとはやる気ホルモンといわれるものです。
パーキンソン病はドーパミンが不足することで起こるといわれていて、ビシフロールはパーキンソンにも効きます。
この薬で改善すればいいのですが。