医療データクラウドが始まる
医療データクラウド始まる
正式にはなんていうのか知らないが、現場では薬歴をクラウドにアップすることが始まりました。
これは逆にいうと、薬局から病院のカルテが閲覧できることを意味します。
どこまで病院が対応するのかはわかりませんが、これを実践してこそ医療の分業だといえます。
現在薬局では、病院が発行する処方箋のみの情報しかなく、診断結果は情報提供がありません。
薬局では処方箋から推察して患者さんに聞くしかないのです。
カルテが閲覧できるようになれば、診断結果や血液検査情報などの患者さんの情報が手に入りますので、推察や患者さんに病院で同じような質問しなくても済むようになります。
また経産省はパーソナルヘルスデータと称して、飲んでいる薬ばかりか、生活習慣、運動などをデジタル化して、国民の健康につなげたいと妄想しているようです。
この経産省のやりたいことを実践すると、個人の薬ばかりか食生活、生活習慣にまで介入して、かつ丼食おうと店に入ると、本日カロリーオーバーなのでかつ丼は食べれません。もし食べるのであれば10km以上走ってカロリーを消費することをしてくださいとか言われるかもしれませんね。
このような管理社会でゆったりできるのかなと思います。 さらに思考習慣にまで介入されたら、そんな思考はだめですとか、考えていることも指導対象になるかもしれません。
なにかそんな管理社会は體は健康になるかもしれませんが、うつ病になりそうです。
とりあえず、病院と薬局での情報共有ができるようになってきたので、この辺で止めておいてくれたらと思います。
すくなくとも薬局は助かりますから。