マンジャロ(チルゼパチド)
マンジャロ(チルゼパチド)
この薬は新薬で、強化されたGIP1、GLP1作動薬です。
最近の糖尿病の薬はようやくインスリンだけではく、グルカゴンに注目してくるようになりました。
血糖値は命にかかわるために血糖値をあげる要素は複数ありますが、下げるのはインスリンしかありません。
グルカゴンは血糖値をあげるペプチドホルモンであり、血糖値が下がってくると作動するペプチドホルモンです。
ここに作動する薬はそんなにまだ存在していません。
またこの薬は持続性があるためなんと1週間に1回だけ皮下注すれば大丈夫です。
これは便利ですが、2型糖尿病は、食べなきゃよくて、糖新生の回路ができれば大丈夫なんだけど、糖尿の人に聞くと、食べない?そんなことは絶対できない。食べないと死んでしまうからといいます。
そんな1週間くらい食わなくたって人は死なないようにできているんだけど。
どうも糖尿になる人は食べることが好き、腹いっぱい食べる、甘いものも好きの傾向があります。
朝でも抜いたら?というと朝食べないと動けないとかいいます。そんなことはないのですが。
特に甘い飲料にはブドウ糖果糖液糖という血糖値を爆上げする糖分があります。
人間はブドウ糖だけでは動くことはなくケトンもエネルギーに変えることがきますし、糖新生という回路は、中性脂肪からなんとブドウ糖作ることができるのです。
いわば皆が嫌う中性脂肪ですが、これはなんと株式貯金みたないなもので、飢餓に備えている備蓄食料です。
この備蓄食料があればいつでもブドウ糖を合成できます。
すごいシステムです。
しかし現代人はこの糖新生をまったく活用できていません。 貯金ばっかりして、ため込んでいる状態です。
血糖値は上がり、血圧もあがり、中性脂肪も爆上がりで、健康診断でふるいにかけられて、薬を飲むことになります。
生活習慣病の方は勇気を振り絞ってファスティングをされることを提案いたします。
食費はかからくて、薬もいらなくなります。
癌という感じは食べ物を山のように食べて、病気になるという意味だそうです。
食べすぎにはくれぐれもご注意ください。