文献情報 ジヒドロミリセチンは肥満細胞の活性化を抑制することによりオボアルブミン誘発マウスアレルギー反応を阻害する

文献情報 ジヒドロミリセチンは肥満細胞の活性化を抑制することによりオボアルブミン誘発マウスアレルギー反応を阻害する

出典元:Food&function Vol.10 No.11 page 7131-7141(2019) イギリス

 

このオボアルブミン誘発というのは卵の白身たんぱくのことです。ようは卵アレルギーが藤茶によって発症しないということになります。

 

ジヒドロミリセチンを投与したら、インターロイキン10の産生を促進したというのです。このインターロイキン10は抑制作用があります。 ジヒドロミリセチンは高親和性IgE受容体を遮断、ヒスタミン放出を阻害、その結果受動皮膚アナフィラキシー反応を軽減したそうだ。

 

これは卵アレルギーの人が藤茶エキスでアレルギーが発症しないということ。 この研究はすごいなと思います。

 

食物アレルギーは現在対処する方法がなく、食べないで避けるしかないからです。