藤茶エキスパウダーアンペロプシン40%
学名:Ampelopsis grossedentata(ブドウ科)
日本ではまったく認知度がない素材です。成分はアンペロプシンです。
ジアンペロプシンは別名ジヒドロケルセチンともいいます。
【アンペロプシン】
この成分で尿酸をさげる機能性表示食品が届け出されました。
文献には何も尿酸低下作用とはなかったので驚きました。アンペロプシンで尿酸が下がるのかと。
尿酸はアロプリノール(ザイロリック)のようにキサンチンオキシダーゼ阻害作用をもって合成させない作用やベンズブロマロン(ユリノーム)のように尿酸の再吸収を阻害することでさがります。
藤茶は両方に効果があるようです。 すごいですね。合成を阻害しながら、尿中への再吸収阻害もしてしまうなんて。
これはまたケンポナシにも含まれている成分です。
ケンポナシは韓国では二日酔いのドリンクとして超有名です。韓国ではたいへん愛用されています。
ケンポナシジュースと五味子ジュースは韓国では有名です。日本では五味子は医薬品のため
日本では食品では販売できません。 とても酸味があっておいしいのですが。
ケンポナシも五味子も日本でのウコンドリンクと同様に二日酔い覚ましの飲み物として親しまれています。
中国では二日酔い素材として藤茶を飲む習慣があります。飲みすぎた後この藤茶を飲みます。
その理由は、この藤茶には大量のアンペロプシンが含まれているからです。 昔の人たちは体験から、これは効くということで使っていたのですね。
最新の論文報告です
〇ジヒドロミリセチンはSH-SY5Y細胞株におけるエタノール誘発毒性から保護する:GABAA受容体の役割
Neurotoxicity research. 2022 Apr 07; doi: 10.1007/s12640-022-00503-9.
以前は探したけど見つかりませんでしたが、ありますねえ。やっぱりアルコールからの毒性から守ってくれるようです。
〇高脂肪食およびアルコール誘発脂肪肝マウスモデルにおけるアンペロプシンおよびブドウ茶抽出物の抗脂肪メカニズム。
Molecules (Basel, Switzerland). 2022 Jan 18;27(3); pii: 607.
いいですねえ。 脂肪肝にも効果があるようですね。
酒のみには藤茶は必須のお茶になります。
この藤茶は中国全土で飲まれていたのではなく、湖南省のトウチャ族が700年前から飲んでいたそうです。
ここでは神様のお茶と呼ばれています。
また広西省のヤオ族では長寿茶として愛飲されています。
このヤオ族での死因は「老衰」だというてました。 日本とはえらい違いですねえ。
健康寿命が日本でもしきりに言われていますが、まさにピンピンコロリです。
ピンピンコロリ茶として売ろうかな。(笑) ピンコロ茶がいいかな。
このお茶にはカフェインが含まれていないのでノンカフェイン茶となります。
一日量 推奨はエキスパウダーとして375mgとなります。アンペロプシンで150mgに相当します。
藤茶の産地広西チワン族自治区視察報告(2019年5月)
【現地の藤茶】
【広西チワン族自治区】
山のとんがり具合が歴史を感じます
【野生のバナナ】
ミバショウです。日本にも時折見つけますが、日本ではバナナはなりません。すごいですねえ。自然の力は。
こんな食べ物が身近なところになっているのですから。
【藤茶】
最初はどれが藤茶かわからないかったけど、見ていくうちにどんどんわかりようになりました。
完全野生品で、山に入って採取するので農薬もなにも使っていませんね。
自分の目でしっかりと藤茶の産地を視察してまいりましたのでご安心してご利用いただけます。