カンカニクジュヨウエキスパウダー
学名 Cistanche tubulosa (schenk) wight ハマウツボ科ホンオニク属のカンカニクジュヨウ
滋養強壮剤の王様のニクジュヨウの食品版です。 といってもニクジュヨウ自体は今や食品でも使用できる生薬となっています。
ニクジュヨウはさまざまな大手医薬品メーカーのゼナシリーズ、ユンケルシリーズなどさまざまな医薬品ドリンクに配合されています。 あとは有名なのは養命酒です。 養命酒は中国ではなぜかあまり人気がありません。
これだけ日本製が愛されているのにです。
どうしてか不思議に思ったので中国の友人に聞いたのですが、名前が悪いというのです。
名前? どういうこと?と聞きましたら、
命という漢字は命にかかわるという意味があり、養命酒を飲むということは命を縮めるという意味に中国では理解するんですと。養命酒=殺人酒の意味ということです。
なるほど。ひらがなやカタカナだったらたくさん売れたかもしれないということでした。
「ようめいしゅ」のようにひらがななら日本語は意味不明でも日本語ということはわかるので売れるでしょうと。
なるほどな 「命」の解釈の違いが中国と日本では真逆だったということをこの時知りました。
おもしろいですね。 隣の国なのにねえ。
だたニクジュヨウは栽培が進んでいません。 本当はニクジュヨウを商品化しようと考えましたが、まだまだ栽培が進んでいないことから諦めました。 しかしカンカニクジュヨウは栽培化が成功しており物流も十分なので商品化しました。