利水処方

利水処方

 

あまり認知されていませんが、今後注目されてくるであろう利水について処方を組んでいます。

 

漢方薬は利水を応用した処方が多くあります。 苓桂朮甘湯、五苓散、猪苓湯などたくさんあります。

 

苓桂朮甘湯なんて和多志の非回転性のめまいを治してくれたので思い入れがあります。 

 

ある学会でめまいには回転性と非回転性があり苓桂朮甘湯が特効薬だと。 

 

その時は漢方薬メーカーに勤めていたので自社製品を早速買って服用したところ、一日12回もあった発作が見事に減って1か月くらいで全く起こらなくなりました。完全治癒したのです。

 

いまだからわかりますが、当時相当のストレスで脳脊髄液循環不良を起こしていたと思います。

 

脳脊髄液が脳側頭葉から生まれて、脳をぷかぷか浮かしていますが、その脳脊髄液は脳で発生するごみを脊髄の方に流して、たぶん大腸に捨てていると思われますがその流れが滞っていたのです。

 

むち打ち症でずっと頭痛がするというのもの、同じメカニズムです。 この場合、硬膜に衝撃で小さな穴が開いてしまい、そこからちょろちょろと脳脊髄液が漏れてしまい、脳を引っ張るので頭痛がするのです。

 

気圧性頭痛もそうです。循環不良のために気圧で脳が引っ張られて頭痛を引き起こします。ひどくなるとめまい、吐き気、メニエール病に発展し、ひっくり返ってしまいます。

 

現代医療で、合成薬の利水作用をもつ薬はありません。 漢方だけです。

 

利水作用は和多志の注目するところであります。それはリンパ関係です。

 

この利水というのはリンパにも働きかけるのです。

 

その素材はコーンシルク、つまりトウモロコシのひげです。ほぼ日本では捨てられてしまいますが、実はこれは強力な利水剤であり、糖尿病成人症にも効くといわれています。

 

和多志が使っている素材でもう1つの利水剤は、黄耆です。 黄耆は漢方処方に汎用されている有名な生薬です。 防己黄耆湯、小建中湯など多くの処方に使用されています。

 

この黄耆は腎臓の薬でもあります。 腎臓の濾過機能を回復することが日本の論文で証明されいました。

 

このコーンシルク+黄耆が和多志が考えた最強の利水処方となります。

 

2024年モニターを実施している、腎臓サプリにも応用しています。 

 

腎臓の機能が回復して、夜間頻尿、日中頻尿の減少、へバーデン結節の改善を目指いしています。

 

 

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