ヒゲナミン
ヒゲナミンとは
漢方薬で含まれる成分です。 細辛、呉茱萸、南天実などに含まれています。
ヒゲナミン
南天実に含まれており、のど飴に応用されているのはとても納得いきます。
ヒゲナミンの作用は交感神経興奮剤で、β2作用です。
β2とは何かというと、気管支拡張作用のことです。 気管支を広げると呼吸が楽になります。
本当に植物ってすごいですね。
実は蓮の葉にもヒゲナミンが含まれているのです。
蓮の葉は淡切り、咳止めに民間的に使われていたのです。
民間薬はすごいです。
確かに今みたいに医術が発達していないころであれば、風邪から死んでしまう人もいるし、またちょっとしたけがでも、化膿して死んでしまうこともあったでしょうから。
野山でどの薬草が何に効くのかをよく知っていたのでしょう。
ちなみにヒゲナミンはドーピング規制対象成分です。 ご注意ください。