ビタミンD3
ビタミンD3
ビタミンD3は最近注目されているビタミン剤です。
コレカルシフェロールといいます。
ビタミンD3
働きは腸からのカルシウムの吸収を高めたり、カルシウム排泄を邪魔したりします。
医療用では、骨粗鬆症に使われています。 このビタミンは特殊で日光に当たらないとできないという特殊性があります。
しいたけなどビタミンDを摂れば終わる話なのに、活性型のビタミンD3にするために日にも当たらないとだめなんですよ。 面倒なビタミンですねえ。
あとは単位ですが、2000IUとか㎍とかありますが、これはなんのこっちゃとなりますね。
IUと㎍の関係
1000IU=25μgとなります。 2000IUということは50㎍ということになります。
骨粗鬆症で処方されるのは0.25㎍から1㎍となります。
最近注目されているビタミンD3の効能効果
免疫機能を上げます。 NK(ナチュラルキラー)細胞活性化、マクロファージ活性作用があります。
NK細胞もマクロファージも異物や細菌などをやっつける細胞です。
またビタミンD3にはカテリジン(ペプチド)を作ります。 カテリジンというのは抗菌、抗ウィルス作用があるペプチドです。 すごいですね。 だからコロナ感染者で重症化する人しない人では、ビタミンD3の血中濃度が低い、つまりこのコロナと戦う武器であるカテリジンが作れないので重症化してしまい最悪死亡してしまうのです。
ビタミンD3の服用量について
今までの骨粗鬆症ではせいぜい1μg/日ですが、免疫で機能させようと思うと125μgは飲む必要はあります。
サプリメントで販売されているのはたいだい5000IUとかかいてありますので換算すると125μgとなります。
なんか風邪ひきやすいとか、すぐにのどが痛くなるとか自覚症状がある場合はビタミンD3が不足している可能性があります。 病院に行って抗生物質を飲むより、ビタミンD3をのんで、生体内ですぐれもののカテリジンをつくり、ばい菌をやっつけた方がいいです。