メリトクラシー 知らない単語
メリトクラシー
これも初めて聞いたわー。 これはメリット(業績、功績)とクラシ―(支配、統治)を組み合わせた造語だそうです。
個人のもっている能力によってその地位が決まり、能力の高いものが統治する社会を目指すことだそうです。
社会学者マイケルヤングが1958年に書いた書籍に登場したようです。
知能指数と努力だけで、すべてが決める未来を描いた内容であり最後は傲慢で大衆の感情から乖離したエリートたちを大衆が覆す結末だそうです。
このような概念がでてくる社会の構造はどうかというと、カエルの子はカエルで、社会が生まれた家によって将来が決まってしまうような世界だったのでしょう。
日本も過去そのような流れがあり、デモクラシー(民主主義)といわれていますが、
このデモというのはデモンストレーションの略だそうです。
実際に示す統治という意味になるのでしょうか。
しかしまた日本はデモクラシー後、150年かかってこのメリトクラシーからオートクラシー(個人あるいわ特定の集団や階級に集中されて権力を発揮する状態)になってきているように思います。
特に政界はビジネスの跡取りみたいに2世議員、3世議員とよくわからないことになっています。 ビジネスからいいですが、政治となるとどうなんでしょう。
まあいずれにしても世の中は知らないことが本当に多いなと、最近痛感します。いかに狭い世界に生きてきたのだろうかと。日々反省です。