キネマの神様(映画)
キネマの神様(映画)
あまり若い人がみても響かないかもしれませんが、私には大変響きました。 志村さんが亡くなって代わりに沢田研二さんが主演をしていましたが、人生死ぬまで何が成功で何が失敗かわからないなあと。
時代も変わるし、流行も変わる。 でも何が成功かどうかは知らない方いいのではと思いました。
もし自分の人生が最後どうなるのかわかってしまっていたら、面白いでしょうかね。
占いとかで将来を知りたい人はたくさんいます。 私もそうです。 でも完璧に自分の人生が分かってしまうのは、面白くないと思います。 ここがパラドックスです。
多くの人は自分の人生がどうなるかわからないので、不安になり自分の人生がどうなるのか知りたくなる。
しかし自分の人生が最後まで分かってしまうと、人生はつまらなくなる。
これはわからないことを求めながら、わからないことを知りたがるという習性なのでしょうか。
また不安というファクターに私もとらわれているなとも感じました。 どうして不安になるのか?
今生きているし、ご飯だって食べられる、衣食住でなにも困ってないのに。 どうして不安になるのか?
それは今に生きていないからとよく言われます。
今に生きていれば感謝しかないですから。
まさに生きているだけで丸儲けです。
いつも私はここに入り込み、妻にどやされます。
この映画をみて、自分がやりたいことを全力でやろうと心に誓いました。
いい映画をありがとうございます