世間体というルール

世間体というルール

 

世間体というのは世間からどのようにみられているかということです。 では世間とは何か? それは社会のことを示しています。 日本ではまさに群衆倫理のことで、群集心理から外れたことは忌み嫌われます。

 

日本にいると世間で目立つことや、外れたことをしないようにしないように、身なり、行動、発言も世間からはずれないように気を付けないといけません。 

 

海外のように和多志は和多志、あなたはあなたという考えは通用しないのです。 長年これが日本で行われてきた世間様という群集心理です。 

 

目も合わせてはいけない。海外では目をみて話さないと信用されません。日本では目を見て話すと喧嘩売っているとか、攻撃的であるという印象になります。

 

アメリカやカナダに行ったとき、普通の女性が駐車料金を払うのに小銭がないから頂戴とか、お店に行ってもハーイ!とか

目が合うとにこっと笑ったりします。日本では見ず知らずの人にはまずしない行為です。日本で同じことをしたら、あんた誰? 友達か?というような目で見られるのがおちです。

 

そういった意味で私はアメリカやカナダの方が気が楽でしたねえ。住みたいとは思いませんが。

 

世間様、世間体という目に見えない社会的ルールに縛られている日本人はいいのか悪いのか? ケースバイケースでしょうね。