アロンソン不貞の法則
アロンソン不貞の法則
こうやって書かれると?だと思います。 でもでもこの法則は身近に起こっている法則です。
古くからの親しい知人に褒められるより、新しい馴染みのない人から褒められるのが人の心に響きやすいという法則です。
どうですか? 思い当たる節ありますでしょ?
エリオット・アロンソンさんというアメリカの社会心理学者が発見した法則です。よく観察していますねえ。
確かに普段褒めない妻から褒められるとまず素直に受け取ることはできません。何かを企んでいるとか疑いたくなります。 しかし会社での他部署の若い女性から言われると、すっと入ってきてしまいます。
「え?そうなの? ランチでもご馳走しちゃおうかなみたいな。」
付き合いが長ければ長いほど、プレゼントしてもフランス料理をご馳走しても「当たり前感」が前回で、感謝やお礼の言葉はでません。 なぜでしょうか?
それは刺激がないからです。
ここでいう刺激とはギャップのことです。ずぼらに見えて実はマメだった。 ハチャメチャだと思ったけど、実は科学的論拠がしっかりあった。 アンチテーゼをうまく使いこなすマーケティングでも同じことが言えます。
この理論を使うと、熟年離婚、チーム運営がうまくいくかもしれません。
熟年夫婦はアンチテーゼをうまく使い、いつもの判断の逆をすべてやれば、ギャップが生じて刺激になります。
は? 何言うてるの?的な言葉が出てきたら成功でしょう。
ではではなぜ人間はそんなに刺激を求めるのでしょうか
それは脳がさぼるからです。何かを覚えるときに最初はできなかったり遅かったりしたことができるようになったり早くできるようになったりします。 身体が覚えるってやつです。 何か新しいことをやるときには不安もありますが、わくわくしています。 これが刺激になるのでしょう。
私も脳がさぼらないように刺激を与え続けていくように注意します。